ある日のこと。 さくらみこ「というわけで、 本日は晴れる道さんと一緒に噂の金のたい焼きを調べるにぇ!」 晴れる道「果たして噂の金のたい焼きは本当に存在するのでしょうか!?」 晴れる道とさくらみこは、いつも通り晴れる道わーるど内で配信をしていた。 すると、晴れる道のもう一つのタブレット端末にメールが届いた。 ドリームかおすからだ。 「大変! 東京周辺にジャベリン君が現れたんだ!」 晴れる道「なっ!? どうして…」 さくらみこ「分からない、とにかく行くにぇ!」 晴れる道「…はい!」 晴れる道は、かおすトラフィックの車掌の制服に着替え、 さくらみこも、ホロウィッチボトルで魔法少女に変身! 2人は東京・池袋駅前に降り立ったが、大量に落ち込んでいる人々を見つめる。 晴れる道「なにこれ、なんでこんなに…」 魔法少女みこ「そもそもジャベリン君がどうして…」 本来絶望した人間がドリームかおすさんの世界へやって来ないと攻撃されないはずの ジャベリン・ランス。その来襲に冷や汗を流す二人。 晴れる道「他の皆は!?」 ドリームかおす「それが…」 かおす8696F「他の場所でも秘密結社串刺しオゾンが襲来して…咲良うた達も別の場所で戦ってるの!」 晴れる道「それって…まるでいつかの…」 過去にも晴れる道たちを分散させるかのように秘密結社串刺しオゾンが来襲したことがあったが、 その時は何処かでキボクラのPCを破壊祭りに挙げていたキャラ達の指示でそうなったはず…。 晴れる道「まさか、誰かの指示で…」 魔法少女みこ「晴れる道さん、くるにぇ!」 みこはセイクリッドスフィアで飛び掛ってくるミクダヨーを弾き飛ばす! 晴れる道「とにかく、今は全部追い払うしか…」 そう呟いた晴れる道はE233系1000番台を呼び出し、ミクダヨーをどんどん吹っ飛ばす! みこもそれをサポートしようと前に踏み出そうとした その次の瞬間だった みこに向かって一体のミクダヨーが飛び掛かる! 魔法少女みこ「甘いにぇ!」 再びセイクリッドスフィアで自身の周りに鈴の形をした結界を作るみこ しかしそれを見た晴れる道とドリームかおすが顔を青くする…! 晴れる道・ドリームかおす「みこち!! 後ろ!!!」 みこの真後ろにはコラプサーが一体紛れ込んでいた…! 結界内に入り込んだコラプサーは自爆するとセイクリッドスフィアの中に煙が充満する…! 晴れる道「みこち!!」 晴れる道がみこに駆け寄ろうとするが他のミクダヨーが足止めをするかのように立ち塞がる…! セイクリッドスフィアが内側から崩れるように消え、煙が晴れていく…! そこには変身が解け、その上、傷だらけで倒れたみこの姿があった…!! 晴れる道「みこち! っ、退いて!」 しばらく戦っていなかったブランクのせいか、それともコラプサー達がそう指示をされているのか 思うようにみこに近づけない晴れる道 そうしている内に一体の巨大ミクダヨーがみこを担ぎ上げ、そして…煙と共に姿を消した…! 晴れる道「そんな…みこち…みこぢーーーー!!」 晴れる道の声は東京・池袋に虚しく響く…。 そしてその日、晴れる道達の新たな戦いが幕を明けた…!
東京周辺に蔓延っていた秘密結社串刺しオゾンを全て追い払った晴れる道達は 晴れる道の実家に集合していた。 かおす8696F「…みこは、東京から大阪の何処にも居ないみたい…」 宝鐘マリン「マリンの『海賊』の『ホロ』も東海・北陸で反応がなくて… 多分北陸にも居ないみたい」 晴れる道「私のせいです……」 咲良うた「晴れる道さん…」 空野みなも「晴れる道さんのせいじゃないよ!」 空野みなももそう声をかけたものの晴れる道表情は暗かった。 咲良うた達の話を部屋の外からこっそり聴いていたE235系トウ10編成は、 こんな事を考えていた。 E235系トウ10編成《最近、みこちに対してアンチコメントが多くて、 それで悩んでて、気にしてないって言ってたからな…》 ???「アンチコメントだとッ!?」 E235系トウ10編成「あ、ヴァルバトーゼ閣下!」 ヴァルバトーゼ閣下「世界を地獄と化してやるのだッ! みこちはすごく強いんだからなッ!晴れる道の野郎が一番よく知ってるよなッ!?」 E235系トウ10編成「はい……!」 その頃、名古屋市の何処かにある廃ビル。 そのビルの場所は内側からはどこなのかわからなかった。 唯一わかるのは窓から差し込む光で昼なのか、夜なのかだけだ。 さくらみこ「…ホロウィッチボトル、返して…」 ジャベリン・ランス「ダメだ!返すわけないだろ?」 さくらみこ「…なんで…みこを、攫ったの? みこは、みんなより、弱くて…」 何かを言いかけた口を閉じるみこ。 それを見たジャベリン君はみこの顎を摘むと無理やり目を合わせさせる。 ジャベリン・ランス「弱くて、何なんだ? つまらない、やめてほしい、見ていて不快、邪魔…!」 ジャベリン君から発せられた言葉にみこがビクリと震える。 誹謗中傷のアンチコメントと同じ言葉に心の一部が削り取られたような感覚を感じる。 そんなみこの様子を見たジャベリン君は満足そうにする…! ジャベリン・ランス「素敵な恐怖…w」 ビルの別の部屋に置かれた装置に繋がれたみこのホロウィッチボトルが濁り始める…。 その横にはみこのものと同じ形をしたホロウィッチボトルらしきモノが置かれていた…! みこが行方不明になってから3日が過ぎた。 あれから秘密結社串刺しオゾンの出現もなく、平和な日常が流れていた。 しかし、晴れる道達の心は穏やかな理由もなく… 誰もがみこの無事を祈りながら何かの動きが起きるのを待っていた。 そして、それは唐突に起きる…! ドリームかおす「みんな、また秘密結社串刺しオゾンが現れた!」 すぐさま変身したわんだふるぷりきゅあ、キミとアイドルプリキュア、オルケリア勢は東京へと飛ぶ。 そして…発生したミクダヨーの前に立ちはだかるが…。 猫屋敷ユキ「この前に比べて手応えがない…」 猫屋敷まゆ「どうなって…っ!?」 疑問を口にしかけたユキはミクダヨー達の後ろを見て目を見開く。 そしてそれに気付いた周りのプリキュア、オルケリア達もその方向に目を向けた…! 晴れる道「みこち!?」 晴れる道がミクダヨーの後ろに立っていたその人物に向けてそう叫ぶ。 蒼風ななや猫屋敷ユキ、そして紫雨こころまでもが安心したように一瞬表情を緩める。 しかし猫屋敷まゆだけは冷や汗を流した…。 以前、自分そっくりのミクダヨーと対峙した彼女だからこそわかった…! 猫屋敷まゆ「違う…あの子は…みこちじゃないよ!!」 そのマリンの言葉とともに紫色の髪色をしたみこそっくりの姿の少女は 黒いホロウィッチボトルを取り出し手のひらに乗せ、変身した…! 「世界を包む漆黒の闇。『夜桜』の『ホロ』…魔法少女みこ」 呟くように口上を口にする紫のみこ。 その姿をジャベリン君がパソコンのモニター越しに見つめる…! ジャベリン・ランス「さくらみこ…見ていろ!お前の産んだミクダヨー達串刺しオゾンの下っ端が! 晴れる道達を倒すところを!!」 さくらみこ「…みんな…」 鎖に繋がれたままのみこは涙を零す…。 そして、戦いが始まった…!
ドリームかおす「あの怪物はみこの形をしてるミクダヨー! 油断しないで!」 その言葉に全員が再び戦闘態勢を取る! 最初にマリンのガンマリナーから銃弾が放たれたのを皮切りに 全員が各々みこに向かって飛び掛かる。