晴れる道・オルタナティブ/第50話 のバックアップ(No.2)

新たに開けた悟いろの暮らし*1 Edit

兎山悟(以下、悟)「いろは〜?ご飯できたぞ〜?」

そんな僕には、とても可愛い嫁がいる。

兎山いろは(以下、いろは)「ふぁ〜…おはよう、悟くん。」

かつて、一夜にして伝説となった元晴れる道・オルタナティブ出演者の『犬飼いろは』だ。

現在は籍を入れたことで姓を変え、『兎山いろは』となっている。
いろは「いい匂い〜…お腹空いてきちゃった。」

悟「ちょっと待っててね?すぐそっち持ってくから。」

朝食を盛り付けたお皿をリビングのテーブルまで運ぶと、足元にいつの間にか『こむぎ』が潜んでいた。

こむぎ「ワン!」
お皿を置いて、こむぎのご飯を準備して、僕もいろはの向いに座る。

悟&いろは「いただきます!」
他愛もない会話をしながら、僕といろはは朝食を食べ進めていく。
その夜は、お互いに話し合い、子供を産みたいといういろはの意思を尊重し、結構な頻度で夜の運動をしている。
明らかに何かを隠しているが、無駄に詮索しすぎるのもよくないからな。
今回は見逃すことにしよう。
悟「あ、そろそろ時間だから準備するね。」

俺は急いで支度をし、玄関までやってきた。

見送りに来たいろはが背伸びをして、俺にキスをした。

いろは「行ってらっしゃい。悟くん♡」
いろはの不意をつき、キスをし返す。
いろはは驚き、頬を真っ赤に染め、目を見開いて現状を理解できていないようだ。

悟「行ってくるよ。マイハニー!」

かなり恥ずかしいことを言いながら僕は部屋を出た。

扉を閉めると、「〜〜〜!?///」っと声にならない悲鳴が聞こえてきて、可愛いなと思いつつ、僕は職場に向けて歩き出す。
そう、これは、

僕が幼なじみだった妻と、幸せな道を歩む物語だ。
そんなある日。
悟「やっぱりおかしい…」

僕は今、朝食の片付けをしながら、
最近のいろはについて考えていた。

ここ3週間、運動することを避け、ご飯もあまり食べないし、食べたら食べたで気持ち悪くなって、トイレに行くようになった。
色々考えていると、出勤時間が迫っていることに気がつき、部屋に戻って荷物を持ち、リビングでこむぎと遊んでいるいろはに行ってくると伝えて、僕は急いで家を出た。
晴れる道(この不調、もしかして…?)
←to be continued


*1 元ネタは電車でGO!! はしろう山手線の運転士の道のミッション「新たに開けた線路沿いの街並み」

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