咲き誇れ晴れる道わーるど/第23話 のバックアップ(No.6)

前回の終盤にて… Edit

みこのホロウィッチボトルにはピンク色の『ホロ』が溢れんばかりに漲っていた!
ジャベリン・ランス「バカな、お前の『ホロ』は俺が全て奪ったはず…!」
バグち「ジャベリン…あなたはみこの『ホロ』を…ううん、ホロウィッチの『ホロ』を何も理解していなかった。
ホロウィッチの『ホロ』は力や魔力じゃない! 繋がる希望の光なんだ!」
さくらみこ「バグちの心の『ホロ』がみこに、もう一度立ち上がる力を与えてくれた!」
みこもホロウィッチボトルを強く握る!
すると、みこのホロウィッチボトルから分離されるように、晴れる道にも
サニーロードボトルが出現した!
晴れる道「みこち…!
ドリームかおすさん!!」
さくらみこ「変身合図を送って!」
ドリームかおす「あっ!…はい!
レピーター、点灯!」
E233系サイ113編成「扉が閉まります。駆け込み乗車は、おやめください。」
ドリームかおす「乗降、よし!発車!」
さくらみこ・バグち「ホロウィッチボトル!」
晴れる道「サニーロードボトル!」
3人「インフューズ!!」
3人の声が重なりピンクと紫、金の光が辺りを包み込む!
さくらみこ「みんなの願いを咲かせる祈り! 『巫女』の『ホロ』! 魔法少女みこ!」
バグち「みんなの願いを繋げる祈り! 『夜桜』の『ホロ』! 魔法少女みこ!」
晴れる道「みんなを照らす笑顔の太陽!『晴天』の『ホロ』!魔法青年サニー!」
廃ビルの駐車場にピンクと紫の桜が咲き乱れる!
そして太陽が街全体を照らす!
みこはバグの手をもう一度強く握りしめ、
バグも答えるようにみこの手を強く握り返す!
魔法少女みこ「バグち、行くよ」
魔法少女みこ(バグ)・魔法青年サニー「うん…私たちがジャベリン君を救おう!」

『巫女』と『夜桜』と『晴天』と Edit

一面に咲いた桜並木から落ちる光る花びらがコラプサー達に振り注ぐと串刺しオゾンのメンツ達が消えていく…!
うたとみなものミクダヨーだけは消えるまで至らなかったものの苦しみだし動きが鈍る!
そしてプリキュア達にも桜の花びらが振り注ぎ…
咲良うた「あったかい…」
犬飼いろは「サニーエナジーが…溢れてくる…!」
失われていたサニーエナジーが回復していった!
それを見た東急2122Fと東急3121Fが叫ぶ!
東急2122F「これは人と人とを繋げる道しるべ…『夜桜』の『ホロ』の力!」
東急3121F「夜の桜は暗闇で迷った人々の道しるべ。散っていった希望も、そして『ホロ』も繋げられる!」
東急4111F「そしてコラプサーにさえ、みこの『巫女』の『ホロ』の浄化の力を繋げたわけか」
識辺かがり「あの広範囲でバフとデバフって…チートじゃない…!」
東急4111Fの解説にかがりが少し苦笑いをする。
ジャベリン・ランス「裏切る気が、失敗作」
魔法少女みこ(バグ)「…私は、失敗作じゃない! バグだ!」
バグはサイバーサクラリウムセイヴァーで空に浮かぶジャベリン君に斬りかかるが
ジャベリン君は鉄板の盾でそれを簡単に受け流す!
魔法少女みこ「隙あり!」
その隙をついてみこが後ろから鈴の形をしたエネルギー体をぶつけようとするが、
片足でそれを繰り返す!
魔法少女みこ「なっ!?」
名鉄2208F「みこち、座って!!」
魔法少女みこ「っ!?」
目の前に迫る自分の作ったエネルギー体に驚き動けなくなっていたみこだったが、
突如名鉄2208Fに命令され慌てて伏せる!
次の瞬間後ろから名鉄2208Fが飛び出し、みこを踏みつけ、エネルギー体を前照灯ビームで砕いた!
黒上はそこから動かずにみこの使うセイクリッドスフィアと同じ結界が攻撃を阻んだ
名鉄2208F「みこちの技まで…みこちの『ホロ』を奪っただけはあるね…と!?」
言いかける名鉄2208Fを後ろからうたそっくりのミクダヨーが襲いかかる!
だがしかし、
名鉄2208F「弱ってるお前なんかに負けない!」
名鉄2208Fはそれをあっさり倒す!
ほぼ同時に東急3121Fと東急4111Fが応援に来て、海賊のミクダヨーを撃破する!
それを空中から眺めていたジャベリン君は額に青筋を浮かばせる…。
その後は優勢かと思われたが、
ジャベリン君がカシノトオリの結界を解除すると無防備になったバグの腹をカシノトオリのナイフで突き刺した!
魔法少女みこ(バグち)「っ!」
魔法少女みこ・魔法青年サニー「バグち!!!」
みことサニーが悲鳴にも似た声を上げる!
しかし、バグちは小さく笑い、そしてセイクリッドスフィアで自分とジャベリン君を包み込む!
ジャベリン・ランス「なっ…てめぇ…まさか!?」
バグち「…あーあ…私も、さくらみこだなんて言って…結局こんな方法でしか勝てなかったか…
みこなら…きっと、もっと…」
言いかけるバグち
その声をかき消すかのようにセイクリッドスフィアの中を爆発が襲う…!
名鉄1111F「あの技…!」
東急2122F「マリン達を一発で変身解除させた…」
東急2122F達が目を見開きながら爆炎を見上げる…!
魔法少女みこ「そんな…」
みこはその場で崩れるように座り込む。
サニーも呆然と空を見上げる。
そして、セイクリッドスフィアが消えると爆炎が晴れた。
そこには…。
ジャベリン・ランス「はぁ…はぁ…失敗作が…ふざ、けるな!」
変身が解けたバグちの首を持ち、怒りに震えるボロボロのジャベリン君の姿があった。
名鉄2208F「そんな!? あれでもまだ…」
「っ」
驚く名鉄2208Fの横をサニーが走り抜け、ジャベリン君に向かって飛び掛かる!
しかしジャベリン君は全力でバグをサニーに向け投げ飛ばす!
サニーはそれを避けられず、それでも何とかバグを受け止めた
魔法少女みこ「サニー!
バグち!」
みこが二人に駆け寄る。
「はぁ…はぁ…許せねえ許せねえ許せねえ許せねえ許せねえ許せねえ…!」
ジャベリンの身体をさらなる闇が包み込む!
そして巨大なキーボードクラッシャーの姿へ変貌を遂げた…!

最後の道しるべ Edit

東急2122F「嘘でしょ…」
名鉄1111F「あのサイズ…1年前のやつ以上…!?」
楕円形の狐型の巨大なキーボードクラッシャーと化したジャベリン君は
廃ビルを崩しながらサニー達を押し潰そうと動き出す…!
名鉄2208F「みんな、気をつけて!!」
名鉄2208F達とプリキュア達はバラバラに別れながらそれぞれ攻撃を繰り出すが
まるでダメージが通っていないようだった…!
サニー「私も…」
態勢を立て直したサニーが再びジャベリン君へ向かおうとする。
しかし、バグがその服を掴み止める!
バグち「…待って…お願い…みこの、ところへ、連れてって…」
サニー「…え?」
魔法少女みこ「サニー!」
苦しそうに息をするバグを抱き、言われた通り、みこのそばへと連れて行く。
魔法少女みこ「リップル達、早く魔法で…」
バグち「…いや…いい、必要、ない」
魔法少女みこ「なん…っ!?」
なんで、と言う言葉を言い切る前にみこは気づく。
バグの身体が半分透けていることに…!
バグち「みこ…私の、胸ポケット…」
魔法少女みこ「…うん」
バグち「お前のこと、人質にしてる、証拠って…奪った、キーホルダー…」
みこは強くバグの手を握る。
温度は、もう感じない。
魔法少女みこ「…バグち、嬉しそうに、よく見つめてたよね」
バグち「うん…お気に入り、だった…」
魔法少女みこ「…それなら、みこたち、やっぱり仲良くなれるよ。
だって、私もあのキーホルダー、好きだもん」
バグち「…返すよ、大事に、してね?」
みこは頷き、バグちは笑う。
バグち「みこ…それと、晴れる道」
晴れる道「…っ…!」
バグは最後の力を振り絞り自身のホロウィッチボトルを取り出す。
「ジャベリン君を…あのキーボードの呪いから、助けてあげて…
あの人は、ずっと待ってたはずだから…私の、最後の力…最後の『ホロ』を託すから…」
そう言ってホロウィッチボトルを掲げるバグ。
そのボトルの中に入っているホロはいつの間にか黒ではなくキラキラ輝く白い光になっていた。
魔法少女みこ「うん…任せて」
みこの力強い言葉にバグは笑みを浮かべる
バグち「ありがとう…ホロウィッチ…ううん、私の、友達…私は…あなたに会えて良かった」
バグのホロウィッチボトルから溢れた光はみことフブキの身体に吸い込まれていく。
魔法少女服に紫色のリボンが追加されると二人はそのリボンにそっと触れる。
それを見たバグは満足そうに消滅する。
からん、と音を立て桜の花びらのキーホルダーが地面に落ちた。
東急4111F「…みこ…」
うつむいたままのみこに東急4111Fが声をかける。
魔法少女みこ「友達の…バグちのお願いだもん」
サニー「うん、そうだねみこち!」
サニーはみこの手を握る。
みこももう片手でキーホルダーを拾い上げサニーの手を握り返す。
魔法少女みこ「いくよ、晴れる道、いや、サニー!」
サニー「はい、みこち!」
魔法少女と魔法青年サニーは顔を上げジャベリン君をまっすぐに見つめた!
キボクラ動画界隈との約束を果たすために…!
キボクラを救い出すために…!

繋がる魔法、そして未来へ Edit

魔法少女みこ「サニー…最後に、バグちが教えてくれたこと…」
サニー「うん…絶対に無駄にしない。だから…みこち、お願い、道を!」
魔法少女みこ「みこも…最後にバグちがくれた『夜桜』の…道しるべを無駄にしない!!!」
みこはキボクラの足元に巨大な桜の紋章を出現させる
空野みなも・咲良うた「この技…あの子の…」
うた達が呟くと同時にサニー達の身体が結界に包まれる!
魔法少女みこ「みんな、お願い…みこにみんなの『ホロ』を託して!!!」
みんな「!!」
サニー達は自身の武器をホロウィッチステッキ・サニーロードステッキに戻し、『ホロ』をみこに集める!
すると巨大キボクラと化したジャベリン君の真下の桜の紋章が鮮やかなピンク色に変わる!
魔法少女みこ「バグち…これが…あなたの本来の魔法なんだよね。みんなの『ホロ』を一つに纏めて希望に変える…」
みこのステッキを握る手に半透明の手が重なる。
もう、横を見なくてもそれが誰の手なのか、みこにはわかっていた。
魔法少女みこ「負ける気がしないにぇ!!」
桜の紋章にホロウィッチ達の紋章が浮かび上がる!
「ウィッチグラム全身全霊(フルキャスト)!!!」
そして放たれた光はまるで桜の大樹のような形になる
「ナイト・ライト・ブロッサム!!!」
光が晴れ、その中心にはジャベリン君の姿があった!
ジャベリン君はカシノトオリに呪われており、それでもまだ呪おうとカシノトオリを掲げる!
ジャベリン・ランス「…まだ…だ…俺は…!」
咲良うた「ジャベリン君、まだ…!」
うたが声を上げる
その横から桜の花びらを纏ったサニーが駆け抜ける
吹雪く桜の花びらはまるで道を示すかのようにジャベリン君までの道を作る
ジャベリン・ランス「晴れる道…!!」
サニー「ジャベリン!!」
そして桜の花びらを纏ったサニーストライカーがジャベリン君の手に持つ
カシノトオリを突き刺し、砕いた!
ジャベリン・ランス「…俺の、力が…」
消えていくカシノトオリの呪いにジャベリン君は手を伸ばす。
そんなジャベリン君をサニーは優しく抱きしめた。
サニー「違うよね、ジャベリン…ジャベリンが欲しかったのは戦いの力でも、
『ホロ』、サニーエナジーでもないよね?」
ジャベリン・ランス「俺は、おれ…は…」
最後に、バグちがみことサニーだけに送った念話、
ジャベリン君を救うにはあの呪われたカシノトオリを壊し
全ての記憶を忘れさせるしかないこと。
それが今、成功したのだ!
ジャベリン君を抱きしめたままサニーは地面に着地する。
2人が降り立った場所は偶然にもいつも待ち合わせしていたあの木の下だった。
サニーのことを見つめるジャベリン君の顔はやっと憎しみや悲しみから解放されたように穏やかだった。
サニー「やっと…会えたね、黒ちゃん」
ジャベリン・ランス「…ごめん…お前ら…」
最後に呟き、ジャベリン君は意識を失った。
そして戦いも、
終わるのだった…!


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